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【VOL.21】さんまのグリル・かぶおろしソース


さんまのグリル・かぶおろしソース

料理写真

特徴的な栄養素
たんぱく質、DHA、EPA、
ビタミンC、ジアスターゼ
(調理時間:20分)
管理栄養士・金子ひろみ
ご家庭で簡単に作れる日本酒に合うおつまみをご紹介いたします。
お仕事が終わった後に、友人を招いて簡単なホームパーティーを開くときに、手軽に作れることがポイント。また、美容と健康のためにも、おつまみにも気を配って、必要な栄養素も補給してしまいましょう。
材料(2人分)
さんま 2尾
各少々
かぶ 2個
−A−
   酢 大さじ3
   白だし 大さじ2
かぶの葉 1株分
塩・こしょう 少々
バター 10g
作り方
1かぶはすりおろし、を加えて味を調える。
2かぶの葉は3cm幅に切ってバターで炒め、塩・こしょうで味を調える。
3さんまは頭と内臓を取り、5cm幅のぶつ切りにして塩少々ふってグリルで両面焼く。
4器にを少しずつひき、その上にさんまをのせてのかぶの葉を飾る。
料理のポイント
  • さんまは塩をふることでうまみが出る
  • かぶの茎の付け根に砂が入り込んでいるので、竹串などを使って流水で洗い流す
美容・栄養・日本酒
今が旬のさんま。脂がのって食べごろです。また今年は収穫量が多いので、かなりお買い得になっています。

さて、さんまといったら塩焼きで大根おろしを添えるのがポピュラーな食べ方。でも今回はひと手間かけて、お酒のおともにちょっとシャレた1品をご紹介します。

大根おろしの代わりにかぶをすりおろします。かぶも大根同様にでんぷんを分解するジアスターゼを含みます。くせのないかぶをすりおろし、だしと酢でうす味をつけます。葉にはβ–カロテンがたっぷり含まれているので、無駄にしないようにバター炒め。炒めることによってβ–カロテンが体内でビタミンAに変わりやすくなります。

青魚の代表といわれているさんまには不飽和脂肪酸がたっぷり含まれています。特にEPAやDHAなどの脂肪酸が、血液をサラサラにしてくれる効果が期待できます。日本酒も適量飲むと麹菌の働きで同様な効果があるといわれています。日本酒をおいしく楽しく飲むために、体にもやさしいメニューは必須です。さんまの代わりにいわしやさばなどでも応用できます。今が食べごろ、是非お試しくださいませ。
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