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Vol. 09 花を愛でながら味わう ―香川漆器(香川)―
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香川県産の酒米“さぬきよいまい”から作られた、まろやかな口あたりの純米酒。
特産物のフレッシュオリーブの新漬けとの相性は抜群です。艶やかな朱色と繊細なタッチで描かれた花模様が、雅な春の宴を演出します。
文・コーディネート/手島麻記子 photo/亀谷進 |
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花見酒の季節がやってきました。
桜の木の下で楽しんだお酒の余韻をもう一度、
酒器に描かれた華ある世界と共に、じっくりと味わうのも粋なものです。
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今回のPick up ―なかた かな ― |
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漆器の良いところは、軽く口当たりが良いところです。
熱を伝えにくいので、熱いものをいただくときも持つ手が熱くなりすぎません。
満開の桜の花を漆絵で表現しました。
いろんな人に使っていただけたらうれしいです。
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なかた かな
1972年 愛媛県に生まれる。
2006年 香川県漆芸研究所研究生修了。
香川漆芸の伝統技法のひとつである「キンマ」
等を学ぶ。
2007年 中田漆木に就職。職人仕事のかたわら
お箸などを製作。地元高松でお箸のワークショップ
(my箸うるし絵付け体験)を数回開催。
2008年 東京池袋伝統的工芸品センターにて
行われた「女性職人展」出品。現在、漆の小物
(お箸、お箸置き、お椀など)やキンマの仕事 等しています。
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