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日本のお酒を、日本の器でゆっくりと味わう。
そんな当たり前の時間が失われつつある暮らしは、ちょっとさびしい。
そんな気持ちがこの連載を始めるきっかけでした。
時には、ちょっと立ち止まって、お酒や器に凝縮された日本の技を味わってみませんか。
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切れ味のよい純米酒と、小鯛の昆布〆で始める、祝いの
膳。盃を口に運ぶその途中、ゆらゆらと波打つお酒の底で、赤絵の華もまた、その姿を艶やかに浮き上がらせます。この器で飲む日本酒には、どこか魅惑的な甘さが漂うのが不思議です。
文・コーディネート/手島麻記子 photo/亀谷進 |
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6月に結婚した花嫁は、幸せになれるというヨーロッパの言い伝え、ジューンブライド。日本では、雨に洗われた、木々の緑が瑞々しさを増す季節です。青々とした自然の緑を背景に、赤絵の華が咲いた食卓で味わう祝福の一杯。
6月の花嫁の、幸せな未来が始まります。
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今回のPick up 九谷焼作家 ―織田恵美(おだ・えみ)― |
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すべて手描きの文様は、細密画のような緻密さ。日本古来の文様に、オリエンタル、ロココの香りが散りばめられた、織田氏独自の作風。
「飾っておきたい、とおっしゃって下さる方がいるのですが、使って頂いてこそ、作品も生きるで、是非この盃で、おいしい日本酒をたくさん召し上がってください。」 |
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織田恵美(おだ・えみ)
金沢市生まれ。福島武山氏に師事。
福島武山工房に就職。
平成17年 伝統工芸士認定。
平成19年 12年の修行を経て独立。
photo/酒井 猛 |
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