|
|
|
Vol.02 あたたかいイタリアのお惣菜―トリッパ・アラ・パルミジャーナ―
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
秋も深まり、朝晩は肌寒い日も増えてきました。
そこで、今回は、あたたかいイタリアのお惣菜、トリッパ・アラ・パルミジャーナ(牛胃の煮込み、パルメザンチーズ風味)を紹介致します。
|
|
トリッパ・アラ・パルミジャーナ(マッシュポテト添え)×純米酒の燗 |
|
|
フィレンツェで過ごしたある寒い冬の日、市場近くの路地裏の屋台から、トマトソースの香りに包まれた、なんともいえない動物的な香りと湯気が立ち込めてきました。
パスタでもリゾットでもピザでもない、庶民派のお惣菜トリッパは、朝早くからのひと仕事を終えた人たちが、いっぱいのワインとともに、体をあたためながら空腹を満たす、イタリア版煮込み鍋のような感じでした。 |
|
|
「燗酒と食べたらおいしいだろうなー」日本の味が恋しくなっていたせいか、そんなことを考えながら食べたトリッパ。庶民派のイメージに合わせ、紙パックの純米酒を熱燗にして食べ合わせてみたところ、絶妙な相性!トリッパの臓物料理特有の香りと、濃厚な味わいが、体にドーンとしみわたる熱燗にした純米酒のコクとぴったりです。
さらに、パルミジャーナの塩気が、酒を進ませます。なめらかな口当たりのマッシュポテトのバター風味は、純米酒とあわせるとやわらかな甘味となって、トリッパと熱燗純米酒という、ガツンとした組み合わせの箸休めにぴったりです。
|
|
こんな風に和皿に盛りつけ、お酒を楽しむ秋の一品として、日本酒好きの方におすすめしたら、きっと驚かれること間違いなしです! |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|