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2005/04/22号
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皆さん、お花見はされましたか?今年は週末が暖かかったこともあり、例年以上にお花見が盛り上がったのではないでしょうか?
さて、お花見といったらお酒です。そして桜に合うお酒といったら、やっぱり日本酒ですよね。私も大いに日本酒を飲みましたよ!
ところで、桜が咲くとその下に集まってお酒を飲む「お花見」という習慣は、日本だけのものなんですってね。
その歴史を紐解くと・・・昔から私たち日本人は春になると今年の豊作を願うお祭りをしていました。その流れから平安時代になると、嵯峨天皇が敷地内に桜を植え、毎年盛大な宴を繰り広げるようになり、桃山時代になると豊臣秀吉が奈良の吉野山に山桜を一面に植込んで盛大なお花見パーティーを催したのです。そして、江戸時代になると、徳川家が上野や隅田川の河川敷きに桜を大量に植え、庶民もお花見を楽しむようになり、今のお花見のスタイルが出来上がっていったということなんですね。
このお花見の長い歴史を考えると、何故私たち日本人はお花見をするのか、何故私たちは桜を見るとお酒が飲みたくなるのか、その意味が分かるような気がしますよね。そう、私たちには、お花見したいDNAが先祖代々脈々と受け継がれているのよ。
今は桜も散り、なんだか胸にぽかんと穴が空いたような気持ちです。ああ、花の命は短いものですよね。でもだからこそ花は美しい。
よし、今からまた来年のお花見を楽しみに、今晩も美味しい日本酒を飲ませていただきます!まだ一年も先だー(笑)。
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