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2004/07/16号
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只今、日本酒造組合中央会では「女性のためのOsakeスクール」を開催中です。
私も第一回目の授業に講師としてお話しさせて頂きましたが、生徒の皆さんの真剣な表情を見ていると、私も初心に返ります。
初心とは、まだ「吟醸酒」の意味も、「純米酒」の意味もよく分かっていなかったあの頃に、
「なんだって知識がなければ、豊かになれない」
と美味しい日本酒を飲むために勉強し始めた時のことです。とにかくまずは最初に勉強するその醸造工程の複雑さに驚かされました。昔の日本人は、よくこんなことを思いついたよ、と驚愕するほどにそれは複雑。
もうそのことを勉強しただけで、飲む酒に造り手さんの愛情を感じて、心が震えました。そんな中で美味いお酒に出会うと、涙が出そうになりました。
それが今では、もちろんお酒を美味しいと思って飲むけど、醸造工程まで想像しながら飲むことを忘れていました。
でも、生徒さんたちのキラキラした目に、その頃の飲み方を思い出したのです。
ですから、皆さんもできれば少し日本酒のことを勉強してから、お酒を飲んでください。そうすれば、今よりも更に日本酒を美味しく楽しめるようになりますから。
どう勉強したらいいの?という方は、是非今後も続く「女性のためのOsakeスクール」に参加してくださいね。
男性は?うーんと、女性からレクチャーを受けてください。その際は、是非美味いお酒を奢って差し上げてくださいね。
ちなみに私もレクチャーしますよー。奢ってくださいー!
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