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2002/08/02号
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私も若い頃は、いわゆる「タダ飯」にありつける機会も多々あったのよ。ま、私が社会に出たのが89年ということで、バブルの末期だったから、景気のいいお財布オジサマがたくさんいたわけよ。また、私はスチュワーデスをしていたので、サービス業なわけだから、(上手いこと話も合わせてくれるし、お酌もしてくれるだろう)ということで、タダ飯に声を掛けてもらえる機会もあった、ということなんでしょうね。
お陰で、身銭を切らずして、いいお酒を飲ませていただきましたよ。お酒の勉強になりましたさ。はー、いい時代もあったものだ・・・。
しかし!バブルも弾け、三十路の声を聴く頃から、そんな声もかからなくなってきて・・・。というか、いくらタダ飯だからと言って、オヤジに気を使って、セクハラ話に付き合ってられないぜ!だったら、安い居酒屋で身銭を切って、気の合う女友達と飲んでいる方がよっぽど楽しいさ!と、こちらの意識も変わってきた、というのもあるわけだけど。
ま、そんなわけで、まったくタダ飯の機会もなくなってきた今日この頃。別にいいさ。私は楽しく人生送ってますよ。
と思っていたら、先日、久々に立て続けにタダ飯に呼ばれてしまったのだよ!友達が、仕事をした先から、「お礼に食事を奢らせてください。是非お友達も誘ってください」という接待を受け、約束はパークハイアットの「梢」で夜の7時。そんな時間に確実に来れる人は、私のようなフリーの、時間に融通の利く仕事をしている人が妥当なわけで、で、私に声がかかったのであるよ。役得だわ〜。そして「島田さんは日本酒がお好きなんですよね」と美味しい日本酒を勧めてもらい、私は思う存分、憧れの人気店「梢」で、タダで日本酒を堪能したのでありました。イエーイ!
すみません、タダ飯なんて、本当最近なかったもので、はしゃいでしまい、今回の原稿のネタにさせてもらいました。
たまには、タダ飯もいいもんだ!
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